CMS用にLAMPサーバを構築する (CentOS7編)

公開日:2019年07月25日
最終更新日:2019年07月25日
レベル:★★★☆☆
CMSを可動させるベースとなるLAMPサーバのセットアップ方法を紹介します。

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を稼働させる際に、既に動作環境が整っているレンタルサーバではなく自前のサーバ(オンプレミス)やVPS(ヴァーチャル・プライベート・サーバ)を利用する場合、OSから必要なものを自分でセットアップしていく必要があります。

現在、LinuxサーバでCMSを動かす際によく使われる「LAMP」(Linux, Apache, MySQL, Php) をセットアップする方法を紹介します。
なお、本章ではLinux OSに「CentOS 7」を使うことを前提とします。

OSのインストール〜基本設定

次のページを参考にCentOS 7 をDVDメディアからインストールします。

CentOS 7 のインストール

次のページを参考にCentOS 7 の基本的な設定を行います。

CentOS 7 の基本設定

設定事項は次の内容を行います。

  • ネットワークの有効化
  • ネットワークインタフェース名の変更(必要時)
  • 固定IPアドレスの付与(必要時)
  • ホスト名の変更
  • hostsファイルの設定
  • 基本ソフトウェアのインストール

データベース(MySQL)のセットアップ

次のページを参考にMySQLをインストールし設定を行います。
ここではMySQLのバージョンCentOS7標準のものではなく、最新のもの(MySQL8.0)をインストールします。

MySQLのインストール (MySQL8.0)

ウェブサーバ (Apache) のセットアップ

次のページを参考にApacheをインストールし設定します。
ここではApacheのバージョンをCentOS7標準のものではなく、最新のものをインストールします。

Apache最新版をインストール (httpd2.4)

PHPのセットアップ

CMSのプログラム言語として多数採用されているPHPをインストールし設定します。
基本的に次のページを参考にしますが、前項の「ウェブサーバ(Apache)のセットアップ」時にApacheと同時にPHPもインストールしてしまって構いません。

PHPのインストール (PHP7.2)

 

以上でベースとなるLAMPサーバの構築が終了です。
次は、実際に動作させるCMS自体をインストール&セットアップしていきます。

 

ー 以上 ー

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