Windows10のウィルス対策ソフトは標準のもので十分だと思う

コラム
レベル: ★★☆☆☆

こんにちは、K’z Style代表・宮崎です。

お客様や友人・知人によく聞かれるのが、

「パソコンのウィルス対策ソフトは何を入れればいいの?」

という質問。

この場合のパソコンってのは「Windows」それもWindows 10の場合が多いです。
皆さん最近パソコンを買い替えた(または買い換えようとしている)ような状況ですね。もうすぐに迫ったWindows7サポート終了に合わせて新しくパソコンを買い替えているのでしょうか?

どのウィルス対策ソフトがいいのか?

Windows7のように以前のWindowsの場合、Windowsに標準搭載のウィルス対策ソフトに不安があった(Windows7以前はそもそも標準搭載のウィルス対策ソフトがなかった)ので、当然のようにウィルス対策ソフトは別途入れるものだと考えていらっしゃるようです。

でも、です。
Windows10の場合、標準で「Windows Defender(ウィンドウズ・ディフェンダー)」というセキュリティ対策ソフトが入っています
それもかなり強力なものです。

AVTEST」というウィルス/セキュリティ対策ソフトの評価を行っている海外のサイトがあるのですが、そちらの評価結果を見てもWindows Defenderは「TOP PRODUCT」として高評価を受けています。
こちらが最新の評価結果です。

(2019年8月の評価結果: 出展「The best Windows antivirus software for home users|AVTEST」)

 

ご覧の通り、パフォーマンス(Performance)でやや劣る(5.5)ものの、保護(Protection)は最高評価です。
家電量販店なのでよく勧められる「あの」ウィルス対策ソフトと性能面では変わりません。しかも「無料」です。

Windows Defenderの一番のイチオシ理由は、何といっても「Windowsを作っているマイクロソフトの製品だから」。
なにもマイクロソフトが高品質な製品を作るメーカーだから、といっているわけではありません(w)。

他の市販のウィルス対策ソフトの場合によくあるのが、
Windowsアップデートを行うとウィルス対策ソフトの影響でパソコンが動かなくなる
という現象。
これはWindowsを作っている所とウィルス対策ソフトを作っている所が別なので、ある意味しょうがないことですね。
その点、Windows Defenderは同じ所で作っているのでそういった問題がぐっと少なくなるでしょう(無くなる、とはいいません)。

個人でWindowsパソコンを使っているのであれば、ウィルス対策ソフトは標準で入っている「Windows Defender」で十分でしょう
ただし、いつもインターネットに接続されている状態を保っておいてくださいね。でないとWindows Defenderが最新の状態に保持されませんので。
(これはどのウィルス対策ソフトでもいえることですが。)

Windows Defenderの弱点

Windows Defenderの弱点というと、考えられる大きな点が1つ

状態の一括管理ができない

ということでしょう。
例えば、複数のパソコンのWindows Defenderの状態、パターンファイルの新しさの確認、ウィルス感染/駆除の履歴確認、など、複数台のパソコンのシステム管理を行う際に必要となるデータが取る機能がないことが弱点かと思います。

まぁそもそもWindows Defenderは個人ユーザ向けのソフトなので、ここまでを望むのは無理かもしれません。
企業のパソコンの場合は、総合管理のできるウィルス/セキュリティ対策ソフトを導入することをおすすめします。
企業向けのWindows Defenderが発売されればいいんですけどね。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。

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